主張と見解

【談話】核兵器禁止条約の決議案の採択を歓迎するとともに、 反対した日本政府に、満身の怒りをこめて抗議します

新日本婦人の会 会長 笠井 貴美代

10月27日、国連総会第1委員会で核兵器禁止条約の交渉開始を求める決議案が採択されたことを心から歓迎します。唯一の被爆国である日本政府が反対したことは、被爆者をはじめ核兵器廃絶を求める多くの願いに背を向ける行為であり、満身の怒りをこめて抗議します。

新婦人は創立以来、被爆国女性の悲願である核兵器廃絶をかかげ、被爆証言や原爆写真展、核保有国に原爆組写真を送る運動などで被爆の実相を伝えながら署名を広げてきました。そしていま、身をもって核兵器の非人道性を告発してきた被爆者の平均年齢が80歳を超えるなか、最後の願いを結集して呼びかけられたヒバクシャ国際署名もすでに20万を超えて集め、日本政府に対しても決議案に賛成するよう要請してきました。

本来、核兵器廃絶の先頭に立つべき日本が、アメリカの圧力に屈して決議案に反対の立場に回ったことは、完全に核保有国の側に立ったことを示すもので、国内外からの厳しい批判はまぬがれません。

核兵器廃絶の実現は、国際条約による法的枠組みをつくることがもっとも現実的な道すじです。各国の平和運動は一致して核兵器廃絶条約の締結を求めています。新婦人は引き続き、核保有国と日本政府に核兵器禁止条約交渉に参加することを求め、ヒバクシャ国際署名をさらに広げるとともに、ここまで反国民的な安倍政権を一日も早く退陣に迫いこむために行動する決意です。

 

【談話】 核兵器禁止条約の決議案の採択を歓迎するとともに、 反対した日本政府に、満身の怒りをこめて抗議します