主張と見解

国連の核兵器禁止条約交渉会議に不参加を表明した日本政府に満身の怒りをもって抗議します

内閣総理大臣 安倍晋三様
   外務大臣 岸田文雄様

新日本婦人の会会長 笠井貴美代

3月27日より国連で核兵器禁止条約の交渉会議が100カ国以上の参加で始まり、核兵器廃絶への歴史的な一歩を踏み出しました。しかし、唯一の被爆国の日本政府が、交渉会議への不参加を表明したことは恥ずべき態度であり、満身の怒りをもって抗議します。

会議初日には、被爆者が自らの被爆体験を語り、「同じ地獄をどの国のだれにも絶対再現してはなりません。核兵器不使用を保証できるのは核兵器廃絶以外にありえない」と全人類的立場で訴えました。私たち新日本婦人の会は、会の目的に核兵器廃絶の実現をかかげ、創立以来55年間、行動し続けてきました。被爆者が呼びかけた国際署名は、7県の知事をはじめ自治体首長567人が署名・賛同するなど、核兵器禁止条約の実現を求める世論は日に日に広がっています。

日本政府が、アメリカのいいなりに核兵器禁止条約に反対してきたことは、こうした被爆国国民への背信行為です。交渉会議への不参加を表明した日本政府に対し、改めて強く抗議します。

国連の核兵器禁止条約交渉会議に不参加を表明した日本政府に満身の怒りをもって抗議します