【談話】米政権は「エルサレム首都認定」の撤回を

   新日本婦人の会  事務局長 高杉しゅん

トランプ米大統領は5日、エルサレムをイスラエルの首都とし、テルアビブの大使館を移転すると表明しました。イスラエル・パレスチナ問題の平和的解決への長い国際的努力と国連決議に逆らい、中東を不安定化させると、国連をはじめ各国政府がこぞって強く非難しています。

エルサレムは歴史的にユダヤ教、イスラム教、キリスト教の聖地で、国連は1947年、エルサレムを国際管理下に置くと決議しましたが、翌年建国したイスラエルは数次の中東戦争でエルサレムを占領し、80年に首都としました。国際社会はこれを認めず、日本を含む90近い国のすべてが駐在大使館をテルアビブに置いているのです。

国連は、パレスチナ国家の樹立とイスラエルとの平和共存を基本に、エルサレムの地位は交渉で決定すると決議しています。一部支持者にアピールするだけの、トランプ大統領のこの行動は、国連諸決議や自国の歴代政府の立場も覆し、軍事的緊張を高めるものであり、撤回すべきです。安倍政権は方針撤回をただちに働きかけるべきです。

米政権は「エルサレム首都認定」の撤回を