2009年4月23日 ジェンダー平等

わたしの町でアクション 市議会で「慰安婦」問題の意見書を採択!―福岡南支部若久班―

新婦人しんぶん 2009年4月23日号

「日本軍『慰安婦』問題に対する国の誠実な対応を求める意見書」が3月9日、福岡市議会に社民党とふくおかネットワークの共同提案で出され、3月25日の本会議では、ふくおかネットワーク・社民党・民主党・共産党の共同提案、本会議で公明党が賛成し、僅差(きんさ)で可決。地方議会では、兵庫・宝塚市、東京・清瀬市、札幌市に次ぐ4番目の「意見書」採択です。

福岡では関釜裁判支援(1992年)以来、「慰安婦」問題の支援・解決に携るグループを中心に「早よつくろう!『慰安婦』問題解決法・ネットふくおか」など、さまざまな運動を進めてきました。07~08年にかけて米国下院・オランダ・カナダ・フィリピン・韓国・台湾・EU議会(27カ国)が「日本政府は『慰安婦』に謝罪し、歴史的責任を受け入れるべき」との決議をし、国連人権機関などからも再三の勧告を受けながら無視し続けています。「慰安婦」被害者は高齢で訃報も相次ぎ心が痛みます。一日も早い解決は急務。「福岡からも声をあげよう! 札幌市につづけ!」と、とりくみました。

私は2000年12月、東京で開かれた「女性国際戦犯法廷」の全日程を傍聴しました。この法廷は国際実行委員会主催の民衆法廷で9カ国(中国、台湾、韓国、北朝鮮、フィリピン、インドネシア、マレーシア、オランダ、東ティモール)から「慰安婦」被害者64人が参加、35人が証言に立ちました。どの証言も耳をふさぎたくなるほど残酷な体験でした。以来、福岡はもとより長崎、佐賀、熊本などの母親大会、国際女性デー、教職員組合の平和学習会、公民館の人権学習会など『慰安婦』問題の「語り部」として活動を続け、3月8日、田川国際女性デーの講師として「沈黙の歴史を破って」の法廷ビデオと報告。56人が田川での初めての「慰安婦」学習を熱心に聞いてくださいました。「アジア全体に日本軍が関与し、いまだ政府が何ひとつ責任をとっていないことは重大な問題」と感想も寄せられました。新婦人発行の「日本軍『慰安婦』問題解決のために」のパンフを活用し、政府を動かす活動を、と切に願っています。(G)

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