新日本婦人の会の平野副会長は、6月19日、【談話】「イスラエルはイランへの攻撃をただちに中止し、アメリカは軍事介入をおこなわないよう、つよく求めます」を発表しました。
20日、新日本婦人の会は、イスラエルのイラン攻撃の中止とアメリカの軍事介入をおこなわないよう求める抗議文を、イスラエル・ネタニヤフ首相とアメリカ・トランプ大統領に送りました。
談話
イスラエルはイランへの攻撃をただちに中止し、
アメリカは軍事介入をおこなわないよう、つよく求めます
2025年6月１9日
新日本婦人の会副会長 平野恵美子
イスラエルによるイランの核開発関連施設などへの先制攻撃に、双方が交戦を続ける中、アメリカが軍事介入に本格的検討を始めたと報じられ、中東情勢が緊迫しています。国連憲章と国際法に違反するイスラエルの蛮行につよく抗議し、ただちに攻撃を中止すること、アメリカは軍事介入を絶対におこなわないよう求めます。
イスラエルはパレスチナ自治区ガザでのジェノサイドや支援物資搬入の妨害など非人道的な行為を続けています。国内外で高まる批判にガザへの蛮行をやめるどころか、中東に戦火を拡大し核関連施設を攻撃するなど、取り返しのつかない事態をまねきかねません。この上アメリカが参戦すれば、イランは中東地域の米軍基地に反撃する構えで、紛争が際限なく拡大する危険があります。
イランに無条件降伏を迫り、最高指導者ハメネイ師の殺害までほのめかすアメリカのトランプ大統領に追随し、G7サミットは共同声明でイスラエルの「自衛権を支持」すると全面擁護しました。緊張をいっそう高めかねないG7の対応に、怒りしかありません。核戦争の危険さえあるときに、日本の石破茂首相が共同声明を「大きな成果」と誇ったことも、許せません。13日に公式見解として「到底容認できず、極めて遺憾」（岩屋毅外務大臣）と述べたこととも矛盾します。日本政府はこの立場を貫くべきです。
国際社会は紛争の拡大を止めるためにあらゆる外交努力をつよめるとともに、イスラエルへの武器輸出禁止など国連決議に基づく制裁を急ぎおこなうことが求められます。イスラエルの後ろ盾となっているアメリカに対しても無謀な軍事介入はやめよと、一致して声をあげていきましょう。
下記よりダウンロードできます
【談話】イスラエルはイランへの攻撃をただちに中止し、アメリカは軍事介入をおこなわないよう、つよく求めます
イスラエル国
首相 ベンヤミン・ネタニヤフ 様
駐日特命全権大使 ギラッド・コーヘン 様
アメリカ合衆国
大統領 ドナルド・J・トランプ 様
駐日大使 ジョージ・エドワード・グラス 様
イスラエルはイランへの攻撃をただちに中止し、
アメリカは軍事介入をおこなわないよう、つよく求めます
2025年6月20日
新日本婦人の会会長 米山淳子
イスラエルによるイランの核開発関連施設などへの先制攻撃に、双方が交戦を続ける中、アメリカが軍事介入に本格的検討を始めたと報じられ、中東情勢が緊迫しています。国連憲章と国際法に違反するイスラエルの蛮行につよく抗議し、ただちに攻撃を中止すること、アメリカは軍事介入を絶対におこなわないよう求めます。
イスラエルはパレスチナ自治区ガザでのジェノサイドや支援物資搬入の妨害など非人道的な行為を続けています。国内外で高まる批判にガザへの蛮行をやめるどころか、中東に戦火を拡大し核関連施設を攻撃するなど、取り返しのつかない事態をまねきかねません。この上アメリカが参戦すれば、イランは中東地域の米軍基地に反撃する構えで、紛争が際限なく拡大する危険があります。
イランに無条件降伏を迫り、最高指導者ハメネイ師の殺害までほのめかすアメリカのトランプ大統領に追随し、G7サミットは共同声明でイスラエルの「自衛権を支持」すると全面擁護しました。緊張をいっそう高めかねないG7の対応に、怒りしかありません。核戦争の危険さえあるときに、日本の石破茂首相が共同声明を「大きな成果」と誇ったことも、許せません。13日に公式見解として「到底容認できず、極めて遺憾」（岩屋毅外務大臣）と述べたこととも矛盾します。日本政府はこの立場を貫くべきです。
国際社会は紛争の拡大を止めるためにあらゆる外交努力をつよめるとともに、イスラエルへの武器輸出禁止など国連決議に基づく制裁を急ぎおこなうことが求められます。イスラエルの後ろ盾となっているアメリカに対しても無謀な軍事介入はやめよと、一致して声をあげていきましょう。
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【談話】イスラエルはイランへの攻撃をただちに中止し、アメリカは軍事介入をおこなわないよう、つよく求めます
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