新日本婦人の会会長　笠井貴美代

石井啓一国土交通大臣は27日、翁長雄志知事が13日におこなった辺野古沖の埋め立て承認取り消しの効力停止を決めました。また、政府は同日閣議で、知事の取り消し処分を是正するよう勧告することを決めるとともに、知事が応じない場合は国が知事に代わって埋め立てを承認する代執行にむけた訴訟手続きに入ることを決定しました。29日には新基地建設工事の再開を強行しました。沖縄の民意を無視し、行政不服審査法、地方自治法をじゅうりんし、民主主義を否定するファショ的なやり方です。
日米軍事同盟最優先に法制度を悪用して、新基地建設に反対する沖縄の民意を弾圧し続ける安倍政権の暴挙に、新日本婦人の会は満身の怒りをこめて抗議します。翁長知事とオール沖縄のたたかいに連帯を強め、戦争法廃止、新基地建設中止せよと、日本中でさらに世論と行動を広げていく決意です。
【抗議】辺野古埋め立て承認取り消し執行停止、代執行の動き、新基地建設工事の再開強行に満身の怒りをこめて抗議します