2025年6月26日 声明・談話・要請など

【談話】アメリカのイラン核施設に対する攻撃、「広島、長崎」暴言につよく抗議し、 日本政府に毅然とした対応を求めます

 

 新日本婦人の会の平野副会長は、6月26日、【談話】「アメリカのイラン核施設に対する攻撃、「広島、長崎」暴言につよく抗議し、日本政府に毅然とした対応を求めます」をを発表しました。

 

談話

アメリカのイラン核施設に対する攻撃、「広島、長崎」暴言につよく抗議し、

日本政府に毅然とした対応を求めます

 

2025年626

                                    新日本婦人の会会長 米山淳子        

 国連、各国政府、アメリカ国内からもイランへの軍事攻撃をおこなわないよう求める声が上がる中、トランプ米政権は621日、イランの核施設3カ所を空爆し、「広島、長崎と本質的に同じ。あれが戦争を終わらせた」と正当化しました。会の目的に核戦争の危険からいのちを守ることを掲げ歩んできた女性団体として、怒りを込めてつよく抗議します。

 核施設への攻撃は、国連憲章と国際法違反であることはもちろんのこと、ひとつまちがえれば広範な地域への放射能汚染を引き起こしかねない、許しがたい行為です。イランの核開発が核兵器保有につながるのを阻止するためだと主張していますが、イランは核兵器不拡散条約(NPT)に加盟し、国際原子力機関(IAEA)の査察を受け、アメリカを含む関係国との協議も続けられてきました。今回の軍事攻撃はこの努力を壊すものです。 

 日本政府は唯一の戦争被爆国として、アメリカに対し核施設への攻撃という暴挙と、「広島、長崎」暴言に断固抗議すべきです。核兵器の脅威をなくすには廃絶しかありません。日本は率先して核兵器禁止条約に参加し、憲法9条を生かした平和外交で役割を発揮するよう求めます。

 

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【談話】アメリカのイラン核施設に対する攻撃、「広島、長崎」暴言につよく抗議し、日本政府に毅然とした対応を求めます

 

 

 


 

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