2014年4月14日 声明・談話・要請など

「エネルギー基本計画」の閣議決定に抗議し、撤回を求めます

内閣総理大臣
 安倍 晋三 様

                          新日本婦人の会 会長 笠井 貴美代 

本日、政府は「エネルギー基本計画」を閣議決定しました。
新日本婦人の会は、「エネルギー基本計画」策定に向けたパブリックコメントや送付した見解「『エネルギー基本計画』政府案について撤回を求める」などで、国民的議論なしに国のエネルギー政策を決定しようとする政府に対して強く抗議するとともに、要望を重ねてきました。
原発ゼロ、原発再稼動反対は、いま国民の8割の声です。政府は、この国民の声を一貫して無視し、財界・産業界に言われるままに「エネルギー基本計画」を閣議決定したことは、絶対に許されません。
東電福島第一原発事故の収束もできず、放射能汚染水など深刻な問題が引き続いているなかで原子力発電を「重要なベースロード電源」と位置づけ、「再稼働を進める」と明記するなど、ありえません。
原発が1基も動いていない現在でも、電気は足りています。エネルギー政策を、豊かな再生可能エネルギー中心に抜本的に切り替え、目標値を掲げてとりくむべきです。
新日本婦人の会は、「エネルギー基本計画」の閣議決定に重ねて強く抗議し、その撤回を要求します。
 「エネルギー基本計画」の閣議決定に抗議し、撤回を求めます

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