2019年1月22日 ジェンダー平等

女性侮辱記事に抗議

新日本婦人の会は1月9日、「ヤレる女子大生RANKING」という女性を侮辱し性暴力をあおる記事を掲載した、「週刊SPA!」編集部と扶桑社に抗議文を送りました。


「週刊SPA!」編集長 犬飼孝司編集長 様
扶桑社 代表取締役 久保田榮一様

新日本婦人の会中央本部

女性を侮辱し、性暴力をあおる「週刊SPA!」の編集部と扶桑社に強く抗議します

扶桑社が発行する男性誌「週刊SPA!」が2018年12月25日号で、「ヤレる女子大学生RANKING」として「性交渉をしやすい」大学を順位付けする記事を掲載し、各方面からきびしい批判が起っています。新日本婦人の会は、女性を侮辱し、性暴力をあおるものとして、「週刊SPA!」編集部と扶桑社に強く抗議します。

今回のような記事を出すこと自体、出版社としての社会的責任がきびしく問われています。「週刊SPA!」は、「時代を切り取るビジュアル週刊誌」と銘打っていますが、女子学生の見た目、洋服や通う大学で性交渉のしやすさをランク付けし、「就活相談で仲良くなれる」など、女性をもっぱら性の対象とみなし偏った女性のイメージを拡散しています。これは、「時代を切り取る」どころか、「時代錯誤」であり、「人権蹂躙」そのものです。いま、時代は、#MeToo運動に象徴されるように、セクシュアル・ハラスメントや性暴力を告発し、女性の人権と尊厳、「性的合意」や性の自己決定権の尊重を求める流れへと大きく動いています。

同誌の犬飼孝司編集長は抗議と批判の高まりを受け、1月7日、謝罪のコメントを発表しましたが、「読者の皆様の気分を害する可能性のある特集になってしまったこと」をお詫びするというもので、女性の人権と大学の名誉を傷つけたことに対して何の反省もなく、謝罪にもなっていません。実際、謝罪のコメント発表後に発行された「週刊SPA!」1月15日・22日号には「既婚者合コン攻略ガイド」という記事が掲載されており、今後も同じ問題が繰り返されることは明らかです。

私たちは、「週刊SPA!」編集部と扶桑社に対し重ねて抗議し、明確な謝罪と根本的な再発防止策を強く求めます。

女性を侮辱し、性暴力をあおる「週刊SPA!」の編集部と扶桑社に強く抗議します

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