2020年4月1日 声明・談話・要請など

【要請書】「新型コロナウイルス感染者が急増するいま、方針を見直して検査体制を整え、医療崩壊を防ぐ体制の確立、自粛とセットの補償措置を求めます」

 新婦人は、内閣総理大臣らに【要請書】「新型コロナウイルス感染者が急増するいま、方針を見直して検査体制を整え、医療崩壊を防ぐ体制の確立、自粛とセットの補償措置を求めます」を送付しました。


内閣総理大臣安倍晋三様
財務大臣麻生太郎様
厚生労働大臣加藤勝信様
新型コロナウイルス感染対策担当大臣西村康稔様

 

新型コロナウイルス感染者が急増するいま、方針を見直して検査体制を整え、
医療崩壊を防ぐ体制の確立、自粛とセットの補償措置を求めます

2020年4月1日
新日本婦人の会
会長 米山 淳子

 

 

 新型コロナウイルスの感染拡大で、感染者が爆発的に増える「オーバーシュート」への危機感が、東京都や大阪府など大都市圏を中心に強まっています。全国で感染経路が不明な感染者の数が増え、これまでのクラスター対応だけでは感染が防げない状況であることが危惧されます。

  安倍首相は3月28 日の記者会見で、PCR検査について、「確かにPCR検査の数は少ない」と認めて「感染隠し」を否定し、「ほぼ毎日のように厚生労働省に対して、医師が必要とする、判断すれば、必ずPCR検査できるようにしてくださいねということは、度々申し上げて」いると言明しています。にも関わらず事態が一向に変わらないのはなぜでしょうか。

 当会にも、「発熱や咳の症状があり、新型コロナウイルスへの感染が疑われても、保健所から『37.5℃が4日以上継続しないと検査はできない』と型通りの回答を受けて困り果てている」という深刻な声が届いています。

 検査数を抑えているのは「日本のポリシー」と宣伝する専門家までいることが、放置されていることは問題です。欧米の対策に習い、この方針の転換こそ急務です。

 以下、要請いたします。

 

1、方針を変えて、首相の約束どおり、必要とする人だれもが実際検査を受けられるよう急ぎ実行してください。
1、感染実態を正確に把握し、家族の感染を防ぐための軽症者用の施設の手配、不足する病床やマスク、防護服、人工呼吸器の確保などを急ぎ、医療崩壊を防いでください。
1、感染拡大を防ぐ、自粛とセットの補償を示してください。

 

※データは以下よりダウンロード可能です。

【要請書】「新型コロナウイルス感染者が急増するいま、方針を見直して検査体制を整え、医療崩壊を防ぐ体制の確立、自粛とセットの補償措置を求めます」

 

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