戦後・被爆80年特設ページ
80th of the Atomic Bombing and the End of World War II”戦後・被爆80年にあたり、特設ページを開設しました。これまで新日本婦人の会で記録してきたもの、新婦人しんぶんに掲載したものなど、被爆の実相を伝える資料や、活用できるグッズなどを順次紹介していきます。各地の原爆写真展、朗読会、学習会などでご活用ください。
被爆体験集 木の葉のように焼かれて

「木の葉のように焼かれて」は、新婦人広島県本部が編集・発行してきた被爆体験集です。消えていってしまったかもしれない被爆者の声を聞き記録し続けています。第1集がつくられたのは1964年8月。当時、広島支部にはどの班にも被爆者がいて、実態調査をすすめるなかで、「この声を広く伝えたい」と、体験集をつくることに。仕事を終えたあとに被爆者に会いに行き、涙を流しながら聞き書きを進めました。戦後20年たっても、被爆者に対する差別や偏見があり、実名での手記は少なかったといいます。
「木の葉のように焼かれて」の題名は第1集に掲載された名越操さんの手記の一文からつけられました。朝鮮人被爆者の手記も第1集から紹介し、第58集まで、833人の被爆者の方の体験を掲載してきました。
今回、新婦人広島県本部の協力により、おもな手記とその英訳、音声を掲載しましたので、ご活用ください。バックナンバーなど冊子をお求めの方は、新婦人広島県本部にお問い合わせください。メール: shinfujin-hiroshima@nifty.com